マイナポイントのデメリットについて解説!個人情報紐付けは危ない!?


みなさんは今年、マイナンバーカードは作りましたか?

今年度、各自治体からマイナンバーカード作成の封筒も送られてきて、作ってみたという方も多いかと思います。

私自身も今年市役所に行き、実際に作成してきました。

マイナンバーカードは、自治体の証明書などを市役所に行かなくても手配できるので、事業主の方にとってはとても便利なカードです。

作成しておけば、マイナポイントというとてもお得なポイントも貰えるので、作っておくだけでもメリットがありますよ。

しかしマイナポイントは、個人情報の紐付けが必要なことから、まだ登録をしていないという方も多いようです。

メリットばかりが強調されていて、不安に思われている方もいますよね。そこで今回は、

・マイナポイントとは?

・マイナポイントのデメリットは?

・個人情報との紐付けは危ない?

これらのテーマで紹介していきます。

マイナポイントは、今年第2弾の実施も予定されています。

カードを作った方は、仕組みを知っておきたい所ですね。

 

■マイナポイントとは?

そもそもマイナポイントについて詳しく知らない、という方も多いですよね。

特に高齢の方にとっては、電子マネーキャッシュレス決済などに馴染みがありません。

よくわからないのも無理はありませんよね。

 

国が運営する事業

マイナポイントとは、国がデジタル化を推進するために始めた事業です。

マイナンバーカードを作った人を対象に、ポイントの配布を始めました。

楽天PayPay Payなどのキャッシュレス支払いと、マイナンバーカードを紐付けして応募します。

キャッシュレスサービスを使って支払いやチャージをした際、その金額の25%分がマイナポイントとして還元されるという仕組みです。

マイナポイントは登録したキャッシュレスサービスの電子マネーに充当できます。

貰える上限ポイントは5000ポイントが上限です。

ポイントの用途が限りなく現金に近いですので、多くの方に対してメリットがある事業ですよ。

 

今からマイナンバーカードを作っても対象にならない

実は今説明したサービスは、マイナポイント事業の第一弾のサービスです。

2021年4月末までにマイナンバーカードを作った人しか対象となりませんのでご注意ください。

カードは作ってあったけどマイナポイントは申し込んでいないという方は、2021年12月までに申し込めばまだ対象になります。

急いで申し込みに行きましょうね。

 

■マイナポイントのデメリットは?

メリットばかりが強調されて、デメリットは無いの?思う方もいますよね。

マイナポイントは、多くの方にとってメリットがあるポイントですが、デメリットもありますよ。

詳しく見ていきましょう。

 

マイナポイントの手続きが面倒

マイナポイントを貰うためには、マイナンバーカードを作らなければなりません。

手続き自体はネットなどで自宅からでもできますが、受け取りや設定については各自治体に直接出向かなければなりません。

コロナ禍ということもあり、行くのをためらうという方も多いですよね。

デジタル化を推進するのであれば、完全にオンラインで手続きを完了できるようにしてほしいところです。

 

選んだキャッシュレスサービスによってはポイントに期限がある

一例をあげると、最近普及してきたメルペイというキャッシュレスサービスがあります。

メルペイを選んで、マイナポイントをメルペイで使える電子マネーに変えた場合、有効期限が120日と短いです。

せっかく作って申請したのに、有効期限を過ぎてしまっては意味がありません。

速く使わなければ、と切迫感を感じてしまう方もいるかもしれませんね。

 



■個人情報との紐づけは危ない?

マイナポイントを申し込む場合は、マイナンバーカードとの紐付けが必要です。

ここがポイントで、マイナンバーカードは個人情報の塊です。

何かあった際は悪用などされてしまうのでは?と心配している方もいますよね。

 

個人情報が漏洩する危険性もある

マイナンバーカードの手続自体は、自治体と直接行いますので不安は少ないかもしれません。

しかしマイナポイントは、手元にポイントが来るまでにネットを介さないともらえません。

マイナンバーカードの情報などが、第三者の手にわたってしまう可能性もあるかもしれませんね。

セキュリティ対策などは万全を期しているかと思いますが、やはり心配という気持ちもわかります。

 

流出してもマイナンバーカードの悪用はできない

情報が漏洩してしまった場合、住所や氏名、カード番号などは第三者に知られてしまうかもしれません。

しかしこの情報だけではマイナンバーカードを使っていろいろな手続きはできません。

マイナンバーカードを作る際に、カードに独自のパスワードを設定します。

このパスワードは当事者のみが知っているパスワードです。

作成する際に担当した自治体の職員も知らない、本人のみが知っているものとなります。

また、自治体に直接出向いて、自治体のパソコンでしか設定できないものです。

ネット上を介さないので、このパスワードが漏洩することはまずないでしょう。

住所や個人番号は健康保険証などと同じですから、皆さん前から持ち歩いたりしていると思います。

健康保険証を悪用されたという話はあまり聞きませんので、そこまで不安にならなくても大丈夫でしょう。

 

■マイナポイントのデメリットまとめ

今回はマイナンバーカードのデメリットを中心に紹介してきました。

確かにマイナポイントは、手元にポイントが届くまでがオンラインですので、情報が漏洩する可能性もあります。

しかしもし漏洩してしまったとしても、悪用される危険性は低いでしょう。

マイナポイントはデメリットよりもメリットのほうが大きいサービスです。

第2弾のサービスも始まりますので、手続きを済ませておいたほうが良いかもしれませんね。

 

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