今回は、switchで遊べるギャルゲーのおすすめ作品を10作、ランキング形式でご紹介します。
様々なヒロインたちとの交流、そして恋が楽しめるギャルゲー。
switchでは、執筆時点で有名タイトルを含む48作品が配信中です。
中にはちょっと変わった作品もありますが、今回は正統派の作品を選ばせていただきました。
第1位『Summer Pockets』
第1位は、Airなどの泣きゲーで有名なKeyの作品「Summer Pockets」。
ギャルゲー初心者にもおすすめできる、正統派のギャルゲーであり、キャラ・ストーリーが特によい作品です。
レイティングはCERO:C(15才以上対象)。
季節は夏、都会の喧騒から離れた島「鳥白島」を舞台に、祖母の遺品整理のため島を訪れた主人公が、ヒロインや仲間たちと共に過ごす夏休みの日々をノスタルジック描いた作品で、他のKey作品の例にもれずどのルートも泣けます。
魅力的な4人のヒロインたちがそれぞれ抱える謎を解き明かしていった先は、その目で確かめてください。
思わず引き込まれるストーリー、美しいビジュアル、そして流れる音楽のクオリティは流石Keyといったところ。
「Summer Pockets」を気に入った方は、同じKey作品のプレイをおすすめします。
「クラナドは人生」という言葉まで生まれたカルト的人気作「CLANNAD」や、数々のミニゲームを通して日常を満喫する「リトルバスターズ!」などが現在switchで遊べますよ。
そして、来る2021年9月9日には「Air」がswitchにて、ついに配信開始となります。
ギャルゲーとしてよりも、文学作品としての完成度の高さに唸る作品ですが、是非こちらもプレイしてみてくださいね。
第2位『グリザイアの果実・迷宮・楽園 フルパッケージ』
第2位は、グリザイアの果実シリーズ作品が1本で遊べる「グリザイアの果実・迷宮・楽園 フルパッケージ」。
銃撃戦などの熱いバトルシーンが楽しめ、何より主人公がとても格好いいギャルゲー作品です。
レイティングはCERO:D(17歳以上対象)。
舞台は、高い外壁に囲まれ、たった5人の在校生が過ごす「私立美浜学園」。
その学園に転校してきた主人公と、在校生であるヒロインたちとの物語が描かれます。
フルパッケージなだけあり、メインとなる3部作に加えてサイドストーリーも収録されているため、ボリュームはたっぷり。
シナリオ重視派に特におすすめしたい作品です。
第3位 CLANNAD
Switchでは2019年の7月4日に発売された、Keyが誇る名作ギャルゲーです。
原作の発売は、2004年のWindows版のものでリメイクといった形になります。
ギャルゲーをしたことが無い人でも、アニメも有名ですので、名前だけでも知っている方は多いのではないでしょうか。
バスケが大好きで、高校も特待生として入学が決まっていた主人公岡崎朋也は、ある日の父親との喧嘩による怪我が原因でバスケが出来なくなってしまう。
高校生活でやりたいことが見つかるわけでもなく、自堕落な生活を送っていた高校3年の春、学校までの坂道に立っているヒロインの古川渚に出会うところから物語は始まります。
ギャルゲーでありながらも、涙腺崩壊間違いなしの作品で
「ギャルゲーも楽しみたいけど、思いっきり感動したい!」
と思っている方にとてもオススメの作品です。
新作の『CLANNAD 光見守る坂道で』も2021年の5月に発売されましたので、要チェックです!
第4位『ノラと皇女と野良猫ハート HD』
第3位は、ラブコメとシリアスどちらも楽しめる、臆病で勇敢なブレイブハートストーリー「ノラと皇女と野良猫ハート HD」。
シリーズ累計10万本超える売り上げを記録した大人気ギャルゲー作品です。
レイティングはCERO:D(17歳以上対象)。
ある日、天涯孤独な主人公が出会ったのは、地上を滅ぼしに来た冥界の皇女。
本作では、その出会いをきっかけに繰り広げられるコメディストーリーが楽しめます。
選択肢の少なさから個別ルートに入りやすく、笑って泣けるギャルゲーを探しているなら本作がおすすめ。
ただし、ナレーション部分による状況説明が多いため、テンポが気になる方は注意が必要です。
第5位 リトルバスターズ!
リトルバスターズ!は先ほどご紹介した『CLANNAD』と同じKeyが手がけた作品です。
通称「リトバス」。
主人公、直枝理樹を始めとする幼馴染5人は、小さな頃何者かを悪者に見立ててそれを成敗する「リトルバスターズ」というチームを結成して一緒に遊んできた大の仲良し。
そんな彼らも高校生になり、3年生のリーダー棗恭介が就職活動を終えて帰ってきた。
そこで理樹はリトルバスターズの皆に「昔みたいに何かしよう」と提案する。
そこで、リーダー恭介は近くにあったボールを拾い上げ
「野球チームを作ろう。……チーム名は、リトルバスターズだ!」
と高らかに宣言するところから物語は始まります。
人とのつながりを大切にする作品が多いKeyのゲームの中でも、リトルバスターズ!は特に友情を大切にした作品となっています。
また、他のKey作品とは異なり、シナリオ内のいたるところにミニゲームがちりばめられているのが特徴で、それらのプレイすることでキャラクターたちの日常を体験することが出来るようになっています。
「学生時代の青春を再び…!」と思っている方に特にオススメの作品です!
第6位 D.C.4~ダ・カーポ4~
D.C.4~ダ・カーポ4~は、エンターグラムが開発・発売を行っている「こそばゆい学園恋愛アドベンチャー」。
天空に浮かぶ桜と呼ばれる有名な大樹がある「香々見島」。
これだけが取柄だった香々見島に不思議の国をモチーフにしたテーマパークがオープンした。
そこは人工知能であるアリスが案内役として園内をめぐっており、新しい観光スポットとなった。
そんな香々見島にある香々見学園に通う主人公・常坂 一登は鏡越しに他人を見ると必ず笑顔が見えるというメルヘンな能力を持っている。
そんな彼とその悪友や、周りのヒロインたちを巻き込んだこそばゆい恋物語。
「日常とはほんの少しだけ離れたようなギャルゲーを楽しみたい!」
という方にとてもオススメの作品です!
アニメもあるので、気になった方はぜひ確認してみてくださいね!
第7位『蒼の彼方のフォーリズム』
第4位は、スポーツに打ち込む高校生たちの青春を描いた「蒼の彼方のフォーリズム」。
萌えゲーアワード2014で3部門を受賞した作品で、恋愛に至るまでの過程描写が非常に丁寧な作品です。
レイティングはCERO:C(15歳以上対象)。
ストーリーは、架空のスポーツ「フライングサーカス」に打ち込むヒロインたちを、主人公はコーチとして導いていくというもの。
キャラクターやシナリオの作り込みがとてもよく、ヒロインたちが意思と誇りをもって戦うシーンは、思わず息を飲んでしまいます。
分岐が多い作品ですので、やり込みが好きな方におすすめのギャルゲーです。
第8位『大図書館の羊飼い−Library Party−』
第5位は、図書部での活動を通じたヒロインたちとの学園生活が楽しめる「大図書館の羊飼い−Library Party−」。
明るくテンポの良い、学園もの×ファンタジーなギャルゲーです。
switchへの移植に伴い、スピンオフ作品やファンディスクが収録され、更に新ヒロインが追加されました。
レイティングはCERO:D(17歳以上対象)。
「今日、貴方の運命を変える出来事があるでしょう。」
謎の羊飼いから届いたメールをきっかけに動き出す、主人公とヒロインたちとの学園生活を描いた作品。
本作はノーマルルートの途中からトゥルールートに分岐する構成となっており、分岐によってはサブキャラクターとのストーリーも短いながら楽しめます。
明るく楽しい、王道の学園ものが楽しみたい方におすすすめのギャルゲーですよ。
第9位 メモリーズオフ −Innocent Fille−
1999年に第一作を発売して以来、7作ものシリーズがリリースされているメモリーズオフ、通称メモオフシリーズの最終作。
今作の舞台は前作の『メモリーズオフ ゆびきりの約束』から時が3年経った湘南。
札幌の高校に通っている主人公・楠瀬累(くすのせ かさね)は、神奈川の高校に通う幼馴染の三城莉一(みき りいち)の手伝いもあって、特待生特別国内交換留学制度に参加し、姉妹校の湘南海陵高校に一時編入することとなる所から物語は始まります。
本作では、累が札幌に帰るまでの間、莉一をはじめとする様々なヒロインとの交流を描きます。
本作の特徴は、選択肢によって、純粋な恋愛を描く「ライトサイド」から恋愛をきっかけとする人間関係の波乱を描く「ヘヴィサイド」へと転換していくところにあります。
選択肢の中には制限時間が設けられているものもあり、人間関係の緊張感を楽しみながら物語を進めることが出来ます。
シリーズものではありますが、今作からでもガッツリ楽しむことが出来る作品となっています。
気になった方は前作の方もチェックしてみてくださいね。
第10位 私だけいれば問題ないよね
私だけいれば問題ないよね、通称「わたもん」は元々アプリで配信されていたものが、Switchへと移植するという形で配信が始まりました。
他の作品とは異なり、ゲーム内のメッセージアプリでキャラたちとやり取りをする点が特徴。
相手からのメッセージに3択から選んで回答し、現実でのやり取りのように頭を使います。
もちろん、メッセージ以外でも実際にあってやり取りをすることもあり、重要な場面ではしっかりと一枚絵も準備されています。
そしてわたもんの一番大きな特徴は、選択肢によってはヒロインたちが病んでしまうというメンヘラぶり。
今回ご紹介した他の作品は、シナリオを楽しむ作品がほとんどでしたが、わたもんは
「ヒロインのことをしっかりと考えた上で行動すること」が大切な作品です。
1300円なので、ボリュームは少なく感じるかもしれませんが、ヒロインのことを考えた恋愛をしたいという方にはオススメです。
switchで遊べるギャルゲーまとめ
いかがだったでしょうか。
今回は正統派の作品をご紹介しましたが、ギャルゲーの中には、いわゆる「メンヘラ」やオタク属性を持つヒロインたちが攻略対象のゲームなど、一風変わったものも存在します。
興味があるなら是非「switch ギャルゲー」で検索してみてくださいね。